[RYU]

Qantas Frequent Flyerのステータス制度はJALやAAで導入してる距離制ではなく、
BAやQRと同じ搭乗クラスによってステータスクレジットの倍率が変動するシステムを導入しています。

1倍：ディスカウントエコノミー
2倍：正規料金のエコノミー
4倍：ビジネスクラス
6倍：ファーストクラス

https://www.qantas.com.au/fflyer/dyn/flying/partner-status-credits

しかも、この倍率はJAL国内線にも準拠されていまして、クラスJはビジネスクラスと同じ4倍、
国内線ファーストクラスは国際線ファーストクラスと同じ6倍分のステータスクレジットが積算されます。
したがって、羽田〜新千歳・福岡線のクラスJに搭乗しますと往復80ステータスクレジット、
羽田〜那覇線のファーストクラスに搭乗しますと往復180ステータスクレジットが積算されます。

https://www.qantas.com.au/fflyer/dyn/partners/airline/japan-airlines

ゴールド(ワンワールドサファイア)を取得するのに700ステータスクレジット、プラチナ(ワンワールドエメラルド)を取得するのに
1,400ステータスクレジットとカンタスグループ便4回搭乗するのが必要ですが、
JAL国内線クラスJと国内線ファーストクラス搭乗でステータスクレジットをかなり稼げる上に、
ジェットスタージャパン4回搭乗でもカンタスグループ便4回搭乗のカウント対象になるので、
日本在住者でも簡単に上級会員を取得できます。下手すると改悪前のA3より緩いかもしれません。

https://www.qantas.com.au/fflyer/dyn/flying/tier-benefits

ただし、Frequent Flyerは上級会員になるのはすごく簡単ですが、特典航空券の
必要ポイント数がJALやAAと較べてかなり多いのがデメリットです。
100QFポイントで1AUDくらいの価値しかありません。

成田〜シドニー線のビジネスクラス　144,400QFポイント(QF便)、156,000QFポイント(JAL便)
成田・羽田〜バンコク・シンガポール線のビジネスクラス　106,000QFポイント(JAL便)
成田〜ロンドン線のビジネスクラス　184,400QFポイント(BA便・JAL便)
成田〜シカゴ線のビジネスクラス　168,000QFポイント(AA便)、184,000QFポイント(JAL便)

さらにJAL便、MH便、MU便、AZ便の特典航空券はqantas.com.auから予約できない上に、
電話で予約すると発券手数料として日本国内線で3,500QFポイントか35AUD、
国際線になると6,000QFポイントか60AUDが別途、必要になります(泣)

http://www.qantas.com.au/travel/airlines/frequently-asked-questions/global/ja?int_cam=au:menus:promo:default-help:lang:ja#jump9